大学や専門学校の資料請求の前に知っておくべき5つのこと

資料を積み重ねた写真

大学や専門学校の資料請求をして各学校のパンフレットを見ると、色々想像が膨らみ楽しいですよね。

ですが、そこには大きな罠が潜んでいます。

学校のパンフレットのどんなところを見るべきなのか?

そして、どんなところに注意するべきなのか?

そんな、学校のパンフレットに騙されないための、いくつかの見るべきポイントを今回は書いていきます。

大学や専門学校の資料請求をする前に知るべき5つのポイント

大学や専門学校の資料請求をして、パンフレットが届いたら、ただ眺めてはダメです。

下記のポイントを意識して見てみましょう。

  1. パンフレットはいいことしか書いてない
  2. 就職率に騙されない事
  3. 資格の取得率に騙されない事
  4. モデルを使っている場合がある
  5. 営業電話がかかってっくる場合がある

それでは、それぞれについて解説していきます。

1:パンフレットには良いことしか書かれていません

これは、当たり前と言えば当たり前ですね。

皆さんの高校にも学校を紹介するパンフレットありませんか?

見てみるとわかると思いますが、悪いこと一つも書いていませんよね?

むしろ、これ実態っと全然違うわぁ~。

こんなにいい感じの高校ではないわぁ~。

と自分の高校のパンフレットを見た時に思うはずです。

そう、大学や専門学校のパンフレットも同じことが言えます。

むしろ、高校より、それはそれは良くできたパンフレットができます。

これは、日本全国にある大学や専門学校すべて当てはまります。

パンフレットは、高校生のあなたに、いかにして、学校に興味をもってもらうかを考えつくられています。

本学に入学すれば…。

  • こんなに素晴らしい学生生活ができます!
  • 勉強ができます!
  • こんな良い所に就職できます!

と、良いことだけが書かれています。

これはしょうがないんですね。

だって、パンフレットですから。

パンフレットにわざわざ学校の悪いことを載せる必要はありませんので。

ですので、資料請求をして学校のパンフレットを取り寄せる時は、

「パンフレットには良いことしか書いていない。」

という思考を一番最初に持って、見ていただければなと思います。

2:就職率の数値に騙されない事

パンフを資料請求で取り寄せると見てみると、まぁ~デカデカと就職率100%!とか98%!とか載っていますよね。

高校生と話していると、この数値が高い学校を選ぶ傾向がものすごく強く感じます。

確かに気持ちはわかるのですが、

この数値、実はトリックだらけなんです。

そのトリックを分かりやすく解説していきますね。

大学で多い就職率のトリックパターン

大学は勉強するところなので、本来就職率なんて関係ないのですが、最近はそうも言ってられませんよね。

簡単に説明しますと、パンフに載っている就職率は、

卒業生の全体の数からはじき出している数値ではない場合が多いのです。

大学はこの就職率を高めようと必死です。

その必死さがしっかりと学生の就職指導に結び付いているのであればいいのですが。

就職率が低いと、大学のアピールを行っていくときにものすごく不利ですよね。

ですが、就職率を高くすることができるトリックがあるのです。

それは、就職しない人たちを切り捨てる。ということ。

ようは、就職を希望しない人を対象外にして、母数を減らすトリックを使います。

学校によっても呼び方は違いますが、私は就職希望対象外数と呼んでいます。

就職希望対象外数とは
就職を希望しない学生の人数。大学院へ進学する人数も含む場合がある。この数値が多い大学は「就職を希望しない学生が多い大学」という事になる。その学校の裏の部分が見れる数値でもある。

まずは、この就職希望対象外数を卒業生全体の母数から引くわけです。

そうすると、こんな感じで就職率はぐぐっとアップします。

いわゆる、数値の見せ方ですね。

なので、どんなに就職しない人達がいたとしても、その数値は切り捨てて就職率をはじき出している可能性があるわけです。

ですので、就職率は高く表示することができるのです。

但し、大学院への進学者なども就職希望対象外数に入れている学校もあるので、この数が全てにおいて悪いわけではありません。

就職希望対象外数の実数もしっかり聞くことがポイントです。

感のいいあなたなら気づいたはず!

そうです、オープンキャンパスや学校説明で、就職率は重要ではありません。

オープンキャンパスや、進路相談会などでは「就職率の実数を教えて下さい。」と担当の人に聞いてみましょう。

関連記事:オープンキャンパスで聞いておくこと(準備中)

担当者は必ず、その数値も持っています。

この数値を教えてくれない学校ならば、そこはダメな学校です。

さよならしましょう。

専門学校で多い就職率のトリックパターン

基本的には大学と同じで、就職希望対象外数は専門学校でも最初から切り捨てて母数を減らし就職率を出しています。

専門学校では特にもう一つ注意しなければならないことがあります。

それは、派遣率です。

派遣率について詳しくは下記をご覧ください。

※正社員と派遣社員の違い(準備中)

あまり、聞いたことありませんよね?

派遣率とは
派遣社員として就職した人の割合。就職した人の中で派遣社員はどのぐらいいるのかが分かる

これ、実はものすごく重要なんです!

例えば、100人就職対象の学生がいたとします。

99人が派遣社員で就職しました。

1名だけ正社員として就職しました。

この例は極端ですが、もしこのような状態だとしてもパンフレットにはこう記載できます。

就職率100%!

どうしてかというと、派遣社員だろうが、正社員だろうが就職はしていますからね(笑)

ですが、派遣社員と正社員とではかなり意味合いが違いますよね。

専門学校は業種によっては派遣社員が結構多かったりしますので、注意が必要です。

3:資格の取得率に騙されない事

医療系の職業や資格がないと働けない職業を目指す人は、就職率より資格取得率や就職先に目が行きます。

その中でも、資格の取得率についてもトリックがあります。

これも就職率と同じ考え方です。

留年する学生、試験を辞退した学生、国家試験受験資格を持たない学生、それらはすべて切り捨てて取得率は出されています。

ですので、医療系や資格取得を目的とする学校を受験する場合は、パーセントで判断するのはダメ。

実数をオープンキャンパスや進路相談会で聞いてみるのが一番です。

例えば定員80名の学科なのに、実際国家試験を受験している学生は60名しかいない。

なんてことは意外にザラにありますので。

この場合で資格の取得率を出してみると…。

60人中58名合格した場合、割合で表すと約96.6%。

お!!良い数値になりますよね!

でも、本当は80名いたとすれば。。。

資格の取得率についても、就職率同様同じことが言えるんですよね。

ですので、何度も言いますが、パーセンテージはあまり重要ではありません。

資格の取得率も実数を知る事が一番重要なことになります。

4:パンフにモデルを使っている場合がある

「わぁ~、この人かっこいい!!」

「この人かわいい!!」

資料請求をしてパンフレットを見ていると、イケメンやかわいい子がたくさん載ったパンフレットを見ることになるでしょう。

楽しい学生生活の妄想が膨らみますね。

こんなかっこいい先輩と付き合えたなら、なんて素晴らしい学生生活になるか…。などなど。

実はそれ、モデルを使っている場合があります。

パンフレットは学校のよいイメージを膨らませるものですから、在校生ではなくモデルを使ってしまう学校は結構多いです。

もちろん、在校生を使っている学校もありますよ。

この場合も、その学校のイケメンやかわいい子に声が掛けられます。

オープンキャンパスや進路相談会に行ったら、担当の人にぜひ聞いてみましょう。

このイケメンや、かわいい子は在校生ですか?」と。

ここで、逆説的な見方をご紹介。

パンフレットにすべて在校生をモデルとして使っている!

無償で在校生にパンフレット撮影を協力してもらっている!

このようなパターンの場合は、学校の教職員と学生との距離が結構近いアットホームな学校の可能性が高くなります

なぜかというと、教職員と学生との信頼関係があまり構築されていない場合は、このようなパンフレットなどの撮影に無償で学生は協力してくれないからです。

あなたはあまり仲良くない先生から何か頼まれたら、やりますか?

仲のよい先生などに頼まれた場合と、また訳が違いますよね?

それと、同じことが言えるのです。

5:営業の電話がかかってくる場合がある

最後に一番のポイントはこれです。

パンフレットの資料請求するという事は、ビジネスの目線で見ると「リスト取り」という行為になります。

その学校に少なからず興味があるから、皆さんは資料請求をするはずです。

特に専門学校に多いのですが、資料請求をしたらやたらと営業電話がかかってくる場合があります。

そう、専門学校は学生の確保に必死です。

いきなり入学しませんか?

などとは言っても警戒心を抱かれるだけですので、言葉巧みに電話をかけてくることでしょう。

例えばこんな感じで、

○△□専門学校

こんにちは。○△□専門学校です。資料請求ありがとうございます。無事資料が届いているかの確認でお電話いたしました。○○さんは今ご在宅ですか?

というような感じで、資料請求をしたあなたを電話口まで巧みに呼び出すことでしょう。

それで、電話に出ると…

○△□専門学校

○○さんこんにちは!○△□専門学校の資料請求ありがとうございます。○○学科に興味があるんですね。将来は○○になりたいんですか?

などの、世間話から始まり、最終的には…

○△□専門学校

今度オープンキャンパスがあるんですけれど、一度来てみませんか?来たからと言って入学しなければいけないなんてこともありませんし、交通費もこちらで負担しますよ!

このような感じで、最終的にオープンキャンパスなどに誘導してくると思います。

その後のダークでエゲツナイ展開についてはこちらを参照↓

※オープンキャンパスに行っただけで合格!?専門学校の恐るべき学生集めの実態(準備中)

という感じで、営業の電話をかけてくる専門学校は結構多いです。

私個人的な意見としては、資料請求後、電話営業をかけてくる学校は注意が必要になります。

なぜかというと、ビジネス色が強い学校だからです。

現在、専門学校の学生募集の争いは激化しているので、仕方ないといえば仕方がない現象なのですが。

私は思います。

良い学校ならば、電話営業に力を注ぐでしょうか?

その力を在校生へのサポートや教育内容の重質などなど、学校本来のあるべき姿に力を注がなければならないと思います。

学校も商売なので、きれいごとばかりでは生き抜いていけませんが、広報のやり方として少し邪道に感じます。

普通の会社なら当然かもしれませんが。

あくまで教育という商品の性質上、そこは営業の電話をしている場合じゃないでしょと。

まとめ

ということで、大学や専門学校の資料請求をする時に気を付けなければならないことを書いてみました。

私は高校生に良くこういいます。

「パンフレットはいいことしか書いてないから、パンフだけで学校を決めてはいけないよ」

結構、このパンフだけで学校を決める学生が多いんですよね。

オープンキャンパス行くの面倒ですからね。(笑)

かくいう私も、その一人でオープンキャンパスに行く以前の問題で、資料請求すらしないで学校を決めた人間でした。

私のようには皆さんならないでくださいね。

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