なんで、高校生にやりたいことが決まらない、進路が決まらない人が多いのか?
自分ももちろんそうだったんですが、これにはいくつか理由があります。
今日はそんなことについて。
進路が決まらないのは高校のせい?
高校時代、進路指導の先生がいました。
私の時代は進路指導の先生というと、ま~怖いというイメージがすごく強くて、極力接触しないようにしていましたが…笑
現在も高校には進路指導の先生がもちろん居ると思いますが、皆さんの高校では進路指導はどのように行われていますか?
進路が決まらない、やりたい事がわからないなど、もし高校生の皆さんが進路で悩んでいるとしたら…。
もしかすると、その進路指導が皆さんに合っていないという事も考えられます。
進学指導と進路指導は似ているようで違います。
さて、皆さんの高校では、主に進学指導が行われていませんか?
ん?進路指導と進学指導って同じではないの?
と思うかもしれませんが、似ているようでこれが結構違うのです。
進学指導とは?
- 進路選択の考え方や方法
- 進路に関する情報の入手方法やその利用のやり方
- 希望する進路は本当に行く事ができるのか?
これが大まかな進学指導といわれるものです。
簡単に言うと、進路を選ぶための手法ですね。
進路指導とは?
- 職業の種類や内容
- 自分の個性や適正を分析する
- 進路に関する不安や悩みを解決する
- 勉強する事や働く事の意義を教える
これが進路指導ですね。
簡単に言うと、進路を選ぶために最初に考えればならない事です。
そうですね、家作りに例えるとすると、
- 設計図を描くこと → 進路指導
- その設計図を元にして、家を作り上げる事 → 進学指導
んでは、どっちが大切なの?となると思うんですが、そりゃどっちも大切なんですよね。
ただし!
順番的にはまずは考える事、すなわち進路指導が先になります。
計画があっての実行。
計画無しの実行は、どんな事でも失敗する可能性は格段にあがります
これは皆さんが悩んでいる、進路にとっても同じ事なんです。
自分自身の進路について考える事を、私は進路思考と言っています。
進路思考がないのに、進学指導をしてもあまり効率的ではない
というのが私の考えです。
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あせらずじっくり、進路思考を身に付けよう!
とりあえず、高校が悪い!とかそういう事が言いたいのではなくて、自分がやりたい事はなんなんだ!?
と、どんどん自分を追い込まずに、まずは少し冷静になって自分を見つめましょう!という事です。
設計図がないのに家は建てられません
自分の夢の設計図をまずはゆっくり描かないといけません。
設計図も何もない、その場でなんとなく作った家になんか住みたくありませんよね?
夢への設計図を描く事に、本来であれば一番時間を注がないといけません。
なかなか現実ではそうなっていませんけども。
ですので、高校3年になっても、やりたい事が見つからない、進路が決まらない…という高校生が多くなってしまうのだろうなと…。
ですので、進路が決まらないと悩んでいる人は、ぜんぜん間違った事をしているわけではないのです。
むしろ、正解なのです。
自分の夢への設計図について考えているのですから。
ただ、この設計図を描くのはなかなか難しい事です。
どうすれば、その進路思考を身につけられるのか?
それは徐々に記事更新していきますので、しばしお待ちを…
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